2.画像の欠陥

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(真)

『写真の上は真券、下は偽造券』

表面の肖像の右下で湾曲線と水平線が接する部分に注目する。真券では、肖像の輪郭線(湾曲線)と表面の輪郭模様の直線(水平線)に空隙がない(写真中のa)。

偽造券では、肖像の輪郭線と表面の輪郭模様の直線が離れていて、肖像の輪郭線と輪郭模様の間に空隙がある(写真中のb)。

このような徴小部分の欠陥は肉眼では確認が困難であるから、見落とさぬように注意が必要である。
(偽)

偽造券は真券に比べ、紙の伸縮が顕著で、横方向に5o程短かい事例が多く発見される。偽造券では生産のコストを意識したためと思われるが、比較的低価格の紙を使用しているケースが多い。紙の品質によっては経年変化が起きやすく、偽造券は印刷当初からサイズの異なるものや、流通中に伸縮するものもある。用紙のサイズに注意することも偽造を見わけるポイントの1つとなる。

                       

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