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1.デザィン上の差異T
                                           
(真)

表面の左にデザインされた唐草模様(植物の葉)に注目する。唐草模様はいわゆるお札らしさを表現する意味で紙幣のデザインによく用いられる。同じく偽造防止対策で用いられる彩紋・地紋模様と比較すると画像として格段に太く、くっきりと描かれて印刷されている。

(偽)

写真の事例では、なぜか葉の輸郭を描く太い線が一部欠落している。多くの場合、写真製版による偽造では、この様な欠損は考えにくい。このことから、本事例は偽造者が原版(マザープレート)そのものから新たに作成し、その原版固有のデザインと考えられる。
                       

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