1.MASTERCARD旅行小切手
A)「MASTERCARD」旅行小切手表面の普通写真」

 米ドル旅行小切手の多くはMICR(MAGNETIC INK CHARACTER RECOGNITION)部分@にE13B方式を採用している。
 一般的にこの様な磁性インクによる印刷はコスト高となるため、過去に発見された偽造旅行小切手の大半は非磁性インクで印刷されている。また随所に凹版印刷の特徴であるインタグリオ(インクの盛上リ)がみられる。さらにシグネィチャー欄のアンダーラインAは文字サイズ190ミクロンのマイクロ文字によって描かれている。
B)「MASTERCARD」旅行小切手表面の蛍光写真

 表面に紫外線光を照射すると中央の褐色印刷の部分が黄色の蛍光を発し、さらに用紙に混抄されている無色蛍光繊維(オプティカルスレッド)が淡い青色に発光する。


                           
C)「MASTERCARD」旅行小切手裏面の普通写真

  中央よりやや左側にある円形の空白部分に、人物の肖像のすかしが施されている。透過光によって視認することができる。
D)「MASTERCARD」旅行小切手裏面の蛍光写真

 表面に紫外線光を照射すると中央部に蛍光を発し、用紙に混抄されて
いる無色蛍光繊維(オブティカ
ルスレッド)が淡い青色に発光する。
2.CITYCORP旅行小切手

A)「CITYCORP」旅行小切手
表面の普通写真
シグネィチャー欄のアンダーラインAは文字サイズ190ミクロンのマイクロ文字により描かれている。
B)「CITYCORP」旅行小切手
表面の蛍光写真

口一般的にこの様な磁性インクによる印刷はコスト高となるため、過去に発見された偽造旅行小切手の大半は非磁性インクで印刷されている。また随所に凹版印刷の特徴であるインタグリオ(インクの盛上リ)がみられる。さらに左端の空自部分には、人物の肖像のすかしが透過光によって視認できる。
また中央部にある茶色の放射線模様中にかたどられた十字形Bの中に裏面に印刷された同形の十字形が重なって見えるように印刷され、透過光による重合視鑑定が可能なようになっている。


 表面に紫外線光を照射すると中央部分の赤色系の地紋が黄色の蛍光を発し、用紙に混抄されている無色蛍光繊維(オプティカルスレッド)が青・黄色など色鮮やかに発光する。
3.VISA旅行小切手
A)「VISA」旅行小切手表面の普通写真

 米ドル旅行小切手の多くはMICR(MAGNETICINK CHARACTER RECOGNITION)部分@にE13B方式を採用している。一般的にこの様な磁性インクによる印刷はコスト高となるため、過去に発見された偽造旅行小切手の大半は非磁性インクで印刷されている。
 また随所に凹版印刷の特徴であるインタグリオ(インクの盛上り)がみられる。さらに左端に地球儀、右端には鳥のすかしが施されており、透過光による重合視認鑑定が可能なようになっている。
B)「VISA」旅行小切手表面の蛍光写真

 表面に紫外線光を照射すると地紋の一部及び中央の褐色印刷の部分が黄色
の蛍光を発する。
4.アメックス旅行小切手
A)「AMERICANEXPRESS」旅行米ドル小切手表面の普通写真

米ドル旅行小切手の多くはMICR(MAGNETIC INK CHARACTER)部分@にE13B方式を採用している。
 一般的にこの様な磁性インクによる印刷はコスト高となるため、過去に発見された偽造旅行小切手の大半は非磁性インクで印刷されている。また随所に凹版印刷の特徴であるインタグリオ(インクの盛上リ)がみられる。シグネィチャー欄のアンダーラインAは文字サイズ200ミクロンのマイクロ文字によって描かれている。
部分Bはホログラム印刷である。
B)「AMRICANEXPRESS」旅行小切手蛍光写真
小切手表面の蛍光写真表面に紫外線光を照射すると無色蛍光印刷によって、オリジナルサイン欄及びカウンターサイン欄に帯状の黄色の蛍光を発する。
5.凹版印刷模様
 真券表面の輸郭模様、人物、鳥、太い木きな文字は凹版で印刷されているため、凹版印刷の特徴であるインクの盛上り(インタグリオ)がみられる。偽造券では平版印刷によるものが多く、この様な立体感がなく、平面的である。
 鑑定機MCD-500型を使用する場合は版式(凹版印刷)の視認はモード切替「MSL」にセットし実体顕微画像として視認でき、鑑定を容易にする。


A)「MASTERCARD」旅行小切手
 表面右の金額表示部分の凹版印刷
B)「CITYCORP」旅行小切手


 表面左上の人物の手先部分の凹版印刷
C)「VISA」旅行小切手

表面右の金額表示部分の凹版印刷
D)「AMERICANEXPRESS」旅行小切手


一表面の金額表示部分の凹版印刷

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